「今年の人」はバイデン氏とハリス氏 タイム誌「分断より共感」
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次期大統領と副大統領が、そろって「今年(ことし)の人」に選ばれた。
アメリカの雑誌「タイム」は10日、毎年恒例の「今年の人」に、バイデン次期大統領とハリス次期副大統領を選んだと発表した。
選考理由として、「分断の怒りよりも共感の力の方が強いことを示し、悲嘆に暮れる世界で、癒やしの理想像を共有した」としている。
二人は大統領・副大統領としての職務を開始する前から、共感力の強さの示現、癒やしの理想像の共有という稀有な功績をあげてきた。
もうあと一歩早ければ今年のノーベル平和賞にも選ばれておかしくなかったが、それも時間の問題である。
来年の今頃にはかつての上司にあたるオバマ氏や、同じく分断の怒りを共感力で包み込んだミャンマーのスーチー氏、エチオピアのアビー氏らに連なる平和賞受賞者となっていることだろう。