ほんとに大した意図もなく、なんとなくみんな元気かな、くらいで。
何人かは連絡とれて「おー久しぶり、いまどこ住んでる?」とか「なにしてんの?」
とかライトな話。みんな元気でよかった。俺らもう43、大学出て20年位、なつい。
が、誰一人として「あの人」のことを言い出さない。
ガチ氷河期のあの時、就職せずにビジュアル系バンドを目指し、飛びだしたあの人。
数年に一度、急に連絡してきて「金貸してくれ」というあの人。
また金の無心かと思ったら「いま入院してる」と言ってきたあの人(ほんとに入院してた)
43歳。
ガチ無職、借金多数、金返せというと連絡取れなくなる。ほんとカイジの世界。
なんでこうなっちまったんだよ。
仲間の一人が去年3万貸してやったらしい。
生存確認で金貸して、返せと連絡する(これも生存確認のため)と、無視されるそうな。
なあ、なんでこうなっちまったんだよ。悲しい。
タイトルがブラックストーリーズにありそう