2020-10-03

結婚したらいいよ、という言葉で唯一効果があったのは、見知らぬおばあさんからのもの

当時私は30代前半くらいだったと思う

都心の某区の屋内プールは人も少なく快適でしばらく月イチで通っていた、習い事のついでに

客層は周辺在住の家族連れが少しと、あとはほとんど一人で泳ぎに来ている人という感じ

更衣室で何をきっかけにだったか、おばあさんと少し会話した

どういう流れだったか、おばあさんは私に結婚しておいたらいいよと言った

その言い方は、自分がしなかったことの後悔を含むニュアンスがあった

私は結婚をしないつもりはなかった、けれど当時、積極的でもなかった、いつかはするつもりだけど、と

どこかで自然相手出会い恋愛して結婚に、というようなことを夢見ていた、それが無茶な夢だったと自覚したのはずっと後だったが

おばあさんの言葉は心のどこかに素直に届いて、ずっと残っていたと思う

  • したけど向いてないからやめた 向いてないのわかったのは良かった

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