在宅勤務になり通勤中に録りためた深夜ラジオを聞くという習慣を実行できなくなったので、休日に少しずつ消化している。だいたい2カ月遅れ。まだコロナが流行る前に無邪気にイベントを告知しているようすに少し物悲しさをおぼえたり、「ラジオの中の人だからラジオを取り巻く環境の変化に気づかなかった(気づかなければいけなかった)」って意見にいまさらだけどもすごく膝を打つ思いになったりする。これはリスナー側もそうだなぁ。ラジオに対する認識が変わったのはradikoサービス開始、東日本大震災、Twitterの流行(作業しながら聞くことも多いラジオというメディアと相性が良い気がする)、あたりが主な要因だろうか。
それでもなんとなく、どこか社会から孤立した、部屋のすみっこにいる人たちが、片耳にイヤホンをさして、深夜こっそり笑いをこらえながら聞くことで同じ時間を共有するというゆるいつながりは残り続けてほしいな。