ほんとは漫画家とか作家とか、イマジネーションに生きる仕事が良かったけど、才能も努力も足りなかった。編集者につけるような学力もなかったし。
結果としては良かったと思う。
この仕事ならではの大変さはあったが、喜びもあったし、大きく成長できた。婚期は逃してしまったが。なにより、生活基盤が大きく安定しているのが強い。生活のことを考えながら創作するよりは、インターネットがある時代、余暇を生かして創作している方が自分には向いていた。
あと数年で、五十歳だ。管理職になったけど、結婚出産を経験していないので、人を導ける立場として足りないところが多いのではと悩む日々だ。これを乗り越えて五十歳になったら、残りの人生、好きに使いたいなと思う。
六十歳まで、働き続けるとしたら、老後のためなんだけど、六十歳でしたいことより、体力ある五十歳でしたいことがあるのだ。
お疲れさまです。理想ではなかったけれど納得できた、っていうのは素敵なことだね。自分もまだ体力があるうちに、極地へ旅行へ行きたいな。パタゴニアとか、アイスランドとか。南...