2020-06-12

anond:20200416174956

この件は私の中で2つ仮説がある。

その1(隠れた「条件付き確率」)が説明やすいけど、個人的にはその2(隠れた「発言者バイアス」)の方だと思っている。

∈仮説その1∋

普通、雨が降ってる日には洗車しない。

そして、晴れた次の日に雨が降る確率は、雨が降った次の日に雨が降る確率より大きいと思われる。

そうすると、洗車した日(=晴れた日)の次の日に雨が降る確率は、通常の雨が降る確率より大きいことになる。

これが『洗車したときに限って雨が降る』印象を与えているのだと思われる。

∈仮説その2∋

『洗車したときに限って雨が降る』の『洗車したとき』は定義が決まっていない。

人によっては、洗車した1週間後に雨が降った場合でも『洗車したときに限って雨が降る』と感じてしまうだろう。

そして、『洗車したときに限って雨が降る』なんて言葉を言う人は、洗車する行為にある程度思い入れがあるはずである(無ければ、そんな一般化したようなことは言わないだろう)。

思い入れがあるのならば、洗車したことに対する記憶も長く保たれるはずである

まり、『洗車したときに限って雨が降る』での『洗車したとき』も長めに感じるはずである

このように、『洗車したときに限って雨が降る』と発言する人は、『洗車したとき』で想定する期間を無意識のうちに広めにとってしまうことが、『洗車したときに限って雨が降る』印象を与えているのだと思われる。

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