2020-05-28

言葉銃弾

それはいとも容易く心まで貫通し、

人の情緒を狂わせる。

使用制限はなく、許可も要らないが方向を見誤ると人的な被害が出る。

威力がどれほどなのか、愚かな人間相手の強度を知らず試したがる。

貫通した人間が血を流して倒れる様は愉快で、自分が強くなった気にすらなった。

一発撃てばもう一発。援護が来る。

そうして宙吊りにして自由を奪った。防戦一方の相手は顔を撃たれ続け、もう男か女かも判別が出来ない。

それは仮想の敵、ターゲットでこの遊びは血生臭さに飽きたら終わるのだ。殺した快感だけ欲しい、罪悪感は要らない。冷徹になるのに邪魔なだけだから

血を見て傷付く様を見て相手人間だったと知る。

後頭部に銃を突き付けられて初めて、自分も誰かの敵だったと自覚する。発砲音。鮮血は周囲に舞い散る。

いつも通り死がもたらされた。

遅れて鼻腔へ伝達する鉄の匂いゲームセットの合図だ。

そう、皆呆れるくらいに儚い

  • 大丈夫?とりあえずランニングと瞑想したほうがいいよ

  • なんかムカつく事を自分が書いてたらごめん。 悪気で書いた事ないんだけれど。

  • ご自分が使う誹謗中傷は「無限にどれくらいでも」良くて、使い放題、ソースもない。 それを相手が返事したら、自分が投げた一瞬でずたずたになる程の言葉を忘れて 傷ついた!って叫...

    • ただの創作物に良くもまあ勝手な難癖を付けられるもんだな。 社会風刺作品だが、相手に喧嘩売ってばかりだと真意を見失うぞ。

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