2020-05-26

anond:20200525203445

最後の審判問題

1997年に発表された縫田光司作の詰将棋最後の審判」によって提起された問題

将棋ルールには、「同一手順の無限ループは、片方の連続王手場合は4回目のループに入った時点で王手をかけている側の反則負け」(連続王手千日手)というルールと、「持ち駒の歩を打つことで王様を詰ましたら反則負け」(打ち歩詰め)というルールがある。

この二つの一見関係しそうにないルールは、実はある場面において深刻な問題を発生させる。それは

「Xが歩を打って王手をした時、Yがその王手対応する手が『Yがそれまで続けていた連続王手の4回目のループに入る手』しかない場合、Yは対応する合法手がないということなのだからすなわちYの王様は詰んでいて、Xが歩を打った手は打ち歩詰めの反則にあたるのではないか?」

という問題である

現在のところ、この問題に対する将棋連盟公式回答は出ていない。

参考:詰将棋作品?『最後の審判』(縫田光司氏のウェブサイト)

記事への反応 -
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    • 最後の審判問題 1997年に発表された縫田光司作の詰将棋「最後の審判」によって提起された問題。 将棋のルールには、「同一手順の無限ループは、片方の連続王手の場合は4回目のループ...

      • この問題は知ってたけど 作った人が数学者で東大の准教授だとは知らなかった、なんというかさすがだなあ

    • キングメーカー問題はアタック25で見るやつ

      • 3人(3チーム)以上で対戦するゲームだとだいたいなんでも起きるyo カタンなんかは1位が誰なのかって判断も個人差あるからそれで揉めがち

      • アタック25は1位がなくなってもだいたい獲得枚数=賞金の最大化で動いてる気がするなあ

        • え、獲得枚数で賞金が出るの? 最後に獲得したパネルのぶんだけVTRが見えるやつだけだと思ってたわ

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    • 面白い

    • 首ナイフ問題とか それこそwizardryみたいにくび を はねられ たり はたまたTRPGの自由さを尊重してなんか元からNPCさんの首に粗塩を塗るだとかで切り傷が付かないようにするとか、 ...

      • 「首ナイフ」は「首にナイフ突き付けてる状態からのダメージ量」と「武器と武器を向け合ってるときの被ダメージ可能性に基づく期待値」が同じなわけねえだろjkで済む話だと思う。前...

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