医療機関がパンクしてからが本番です。
治療で助かる人の治療が不十分になり始めると、若者がガンガン死んでゆきます。
肺炎が悪化すると、呼吸困難になります。
呼吸困難には、酸素吸入器で高濃度の酸素を吸わせることで、
弱った肺が十分な酸素を取り入れられるようにします。
ですが、酸素吸入器の数より多くの重症患者が集まってしまったらどうでしょう。
現場では命のトリアージが行われます。80才の爺さん婆さんはどうせ肺炎でなくても死ぬから、
積極的に若い人の命を助けるように機器を使います。
爺さん婆さんが亡くなった後に残った若い患者さんが全員治療できればよいですが、
若い患者からも治療の受けられない人が出てきた時点で、若者が死んでゆくのです。
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