昔、司馬遼太郎の国盗り物語を最後まで読んだことがある。国盗り物語は文庫本4冊分の大河小説だ。完読できたのが今でも信じられない。あの時は会社でのパワハラと長時間労働がとてもつらく、その逃避として夢中で読んでいた覚えがある。正直あれを読めたことを自慢にすら思っている。
その「成功体験」の後、俺は小説を読めるようになったのでは?と思った。しかし同じく司馬遼太郎の燃えよ剣を読んだが途中から内容が頭に入ってこなくなり、半分くらい読んで飽きてしまった。
それ以後も色々読んだが続かない。結局映像作品やマンガでなければ最後までたどり着けない。あ、でも短編集は忘れてもOKだから一応最後までいける。ボッコちゃんとか。