2019-12-11

ふしぎなゆめくぉみた

夢の中では私以外のすべての人間に首がありませんでした。

肩のところですっぱりと、きれいに。

でも普通に首無しの人間たちは生きていて、普通に生活しています

しかし首がないので誰が誰なのかわかりません。

どれが私の親なのか、どれが私の友人なのかもわかりませんでした。

途方にくれていると、一人の首無しが私に近づいてきて、

『君の肩の上についているものはなんだね?』

と聞いてきます

私が頭だ、なんで君たちには首から上がないんだ? おかしいじゃないかと言うと、

私たちおかしいんじゃない! 君がおかしいんだ!!』

首無しは大声をあげて怒りだしました。

その声に大勢の首無しが集まってきて、口々に、

『本当だ。肩から変なものが生えてるぞ』

私たちと違う』

『みんなと違うなんてかわいそうに』

『かわいそうに』

『気味が悪いな』

いろんなことを言ってきます

それでも、私が首から上がない君たちがおかしいんだと言っていると、首無しが一斉に言いました。

『みんなと同じにしてあげよう』

その意味理解し、私は逃げました。

しかしすぐに捕まってしまいました。

数人の首無しが私を抱えあげて運び始めました。

私がヤメロ、ヤメロと言っても、首無したちは聞く耳を持ちません。

『君もみんなと同じほうがいいだろう』

おかしいのは君なんだ』

『みんなと違うのは君だけだ』

『みんなと違うなんておかしい』

『みんなと違うなんて気味が悪い』

首無しが口々に言いました。

そして私は広場に連れていかれました。

ヨーロッパ文化遺産のような古い広場でした。

その中央に大きな古い木製のギロチン台がありました。

いよいよなにをされるのかがわかったので、私は必死抵抗しました。

しかし、首無したちは離してくれず、私はギロチン台にくくりつけられました。

『みんなと同じにしてあげよう』

そう首無したちの声が聞こえたのと同時に、刃がおちてきて、

そこで目が覚めました。

  • なんか悪い事でもして、地獄に堕ちた人たちなのかしらねー。 増田さんは間違ってそこに行っちゃった感じ❓ さて、増田さんは戻れるでしょうか。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん