2487年7月19日に98.8%の確率で地球に衝突すると予測されている小惑星の被害は凄まじく、最も楽観的な試算でも42時間以内に人類の97%は死滅するとされている。これを回避する最も確実な方法は、地中奥深くで大量の核爆発を起こし、地軸を僅かにずらして地球の軌道を変えるプランだ。これを2200年頃までに行えば衝突を90%回避でき、2100年までに行えば99%回避できる。しかしこのプランを実行した半径7000キロの人工物は衝撃ですべて破壊され、生物もその多くが死滅する。計画的に避難を行えば人的被害はゼロに抑えることも理論上は可能だが、重い代償であることには変わりない。
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