そういうもんなの?とあまりピンと来ていなかったが、昨日はじめてわかった
会社が倒産し、未完のまま終わったノベルゲームがあった。そのゲームは外注への給料未払いなどの問題を抱えていた。
シナリオライターは、「いつか続編の構想だったものを話すかもしれない」と言って、生死不明になった。
私はそれをずっと待っていた。年をとって、あれが美しい思い出になった頃に、わかればいいと。
先日、別の会社から、そのゲームの続編が出ることが発表された。以前の会社の問題は解決していたのかもしれない、だがそれをユーザーには何一つ語らなかった。
こういう形で続編が欲しかったわけじゃない!出るとするならそれは、全ての問題が片付いた後にしてほしかった!
憎らしかった。感情がぐちゃぐちゃになって、何を話していいのかわからなくなった。
それが発売された後のことを考えた。忌々しかった。見るのも嫌だった。叩き潰したいほど。でもきっと、目の前にあったなら、狂おしいほどプレイしたくなるに違いなかった。
無視することはどうやらできそうになかった。
これが執着か。その別々の面か。はっきりとわかった。
臭いと思ったらやっぱ乙女ゲーだったか
うんち