2019-03-17

おおさか東線について思うこと

ニュースでは奈良新大阪を結ぶ観光のための新路線、のような文脈で報じられている。

そのような側面があることは否めないとしても、おおさか東線本来役割は、過密ダイヤとなっていた大阪環状線の緩和である

今までの大阪環状線には、大和路快速紀州路・関空快速直通快速が入り乱れて走っていた。

今回のおおさか東線開通によって、奈良方面からやってくる大和路快速の一部がおおさか東線経由となった。

それによって大阪環状線内のダイヤに少し余裕が出来る成果となっているのだ。

まあ今回は新大阪までの開業であるが、2023年に新大阪から梅田地下駅まで延伸してこそ、おおさか東線は本当の意味での完成となる。

これまで以上に梅田への一極集中が増幅されて、天王寺などの大阪南側地盤沈下するかもしれないことが課題だろう。

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