2019-01-20

「人を褒める」ということ

褒められると誰しもうれしいし、「褒めて伸ばす」という言葉もあるので、一見、褒めることはすばらしいことである

かに相手のためを思って褒めることはとてもすばらしいことであると思う。

落ち込んでいる相手なら気持ちが軽くなって少しはハッピーになってくれるかもしれないから、ちゃんと意義がある。

一方、相手のためではなく「自分のために」褒める人もまた存在し、これは非常に残念だし、ある意味で許しがたい。

一見相手を褒めて相手を気分よくしてあげようとしている風だが、その表情と態度は「相手を褒めて気分よくしてあげている『自分』に酔っている」だけなのである

この場合相手ことなどどうでもよく、相手を褒めている自分いかにすばらしく見えているかしか関心がない。

なんとも自己中心的な「褒める」である

飲み屋のおばちゃんおねーちゃんがやるのは大概これ。

まあ商売からしかたないのだけど。

飲み屋じゃなくて日常生活でもそういう手合いは確実に存在するから、出くわすと残念な気持ちになるとともに、自分はああなってはいけないと自戒の念を強くする。

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