20年ぶりくらいに、学生の頃の仲間に会った。
あの頃つるんでいた3人のうち、1人は思ったより近くに住んでることが判明。
まあ、飲もうぜの一言で川崎でサシで飲んだんだ。
初めは学生の頃のバカ話中心だったんだけど、やがて今日これなかったもう一人の話になった。
大学まで一緒だった二人は、卒業後も連絡取り合ってたらしいが、ある日突然連絡取れなくなったようだ。
2年ほどして、急に連絡がきたらしい。その間何をしていたのかを聞いたら。
「隠れ脳梗塞で入院と検査の日々だった」
「大学の頃の記憶があんまりない」
「ふと、頭に昔を思い出して連絡した」
「絶望して、絶望して、どうしようもなくなってビルから飛び降りたんだけど、生きてた」
と、淡々と語るんだよ。どこまで本当なのかわからない。
私にできることも何もないが、生きててほしい。
あの頃、つるんでた仲間が、自分の想像を遥かに超える経験をしていたことに大きな衝撃を受けた年末。
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