何年ぶりかの海外でひとり旅。
この歳でバックパック担いで東南アジアをうろうろと。
「あそこの宿はWi-Fiが弱い。」
「Wi-Fiパスワードはコレです。」
「このバスはWi-Fiが繋がるし、充電もできる。」
常にWi-Fiだらけの会話。
あの頃、「自分探しの旅(笑)」なんて言われてたけど、
今は全世界の旅人が「Wi-Fi探しの旅」をしているのだろう。
スマホなんか観てもしょうがないのに、
自分もなんとなくWi-Fi探してた。
自分探しよりも少しは、実態があるWi-Fi。
だが、繋がったからといって、何が起きるのか。
何も探さなくてもよい旅はないのか。
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かつて走り回ってた宿探しもしなくなった。
前日にagodaで予約をとるだけ。
クレジット前払い。
でも部屋を観ずに予約するのはリスキーだなと。
クチコミの「ギシアン聞こえます。」の安宿を回避して、気付けば中級の宿を予約する事になる。
何も起こる事のない、無難な宿。
スケジュール通りのストイックな旅。
くだらない。
くだらなくも愛おしい。
そんな旅だった。
Permalink | 記事への反応(1) | 22:33
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「Google MapとBooking.comがバックパッカーを殺した」 って、かつてバックパッカーだった人がよく言ってるわ ネット禁した方が一人旅は楽しいだろうな