君が己を肯定できないのは、肯定の根拠を能力に置こうとするからである。それをしようとするものは、必ず失敗する。どんな人間も必ず不完全だからである。
君が能力を、すなわち、「愛される根拠」を求めてしまうのは、そもそも愛されてこなかったからであろう。その点は君自身の言う通りだ。周囲が悪い。子供時代の劣悪な家庭環境というやつだ。心から同情する。
しかし、原因が周囲にあるとしても、解決は自分でするしかない。能力の完璧さ以外の方法で、自己肯定をせねばならない。難しいと思えるかもしれないが、君以外の多くがやっていることだ。何か自分にあった方法を見つけるがいい。友達とか恋人とか家族とか、できるといいよな。
人には向き不向きがある。それは自然なことである。本来ユニコーンの角のように鋭敏で尖っているものが、計るものさしの向きによっては短所にもなりうる。周りはその角をしきりに...
君が己を肯定できないのは、肯定の根拠を能力に置こうとするからである。それをしようとするものは、必ず失敗する。どんな人間も必ず不完全だからである。 君が能力を、すなわち、...
乙