2018-11-02

あらすじの説明はどこまで?

物語のあらすじや登場人物説明は、どこまでならネタバレにならないものだろうか?

例えば『桃太郎』の説明をするにあたっては、「桃からまれ桃太郎が、犬と猿とキジを連れて鬼退治する話」と言ってしまってよいのだろうか。


この短い文の中に、物語の肝ともいうべき“意外な展開”のネタバレが詰まっている。

  • からまれる。
  • 動物を仲間にする。
  • 最終的にはあの強い鬼に勝つ。



こんなの聞いてしまったら、おばあさんが川で桃を見つけても(中に入ってるんだろ?)って思っちゃうよね。

それが大きな桃であっても(だって中に人が入ってるんだろ?)って知ってるから、美味しいのかな? 食べられるのかな? なんてワクワクは無いよね。

犬を仲間にするにあたってキビ団子を使うところは、ちょっと意外性があって楽しめるかもしれない。ただ、(これはネタバレを聞いてしまたこととは無関係だが)その後に猿とキジをまったく同じ方法で仲間にするのは、飽きるね。

鬼ヶ島いくら死闘を語ったところで、勝つって分かっちゃってるんだよな。




かといって「川を流れてきた桃から始まる冒険」じゃあ、さっぱり分からん

  • 奇妙な出生事情を持つ桃太郎が育ての親たっての願いで、仲間を集め化け物退治に立ち上がる物語 とか

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