夏になると思い出す話。
数年前、隣の家の床下(典型的な日本家屋)で野良猫さまがこぬこを産んだ。
その野良様は、女だてら近所のボス猫で頭も良かった。うちは家族がぬこ嫌いなので、私は隠れてこっそりぬこ様に差し入れをしてた。
ある時、ふと思い立って「毎日差し入れしてるんだから、お子さん見せてよ」と、冗談で言ってみた。
…そしたら差し入れを食べている途中だったのに、ぬこ様は隣家の床下へ戻って、生後間もないこぬこを連れてきてくれたのさ!
それ以来、差し入れするとぬこ様はこぬこを見せてくれるようになった。
今日みたいに暑い日は、うちの庭先で親ぬこ様が涼んでいる間、私がこぬこ様のおもりをする関係にまでなった。
しかし秋口になったころ、親子は揃って姿を消した。あのぬこ様は、頭がいいからこぬこを私立の幼稚園に入れるために引っ越したんだと思ってる(うちは田舎)。
でも置きみやげに、ゴキの死骸を10匹も置いていかれて少し泣いた。
俺『Fack kopipe!』
外人『oh』
外人『miss spell』
外人『Fuck copypa』
俺『Fuck copypa』
外人『good!』