世間が富むことによってもたらされる分かりやすい例が、これまでは取りこぼされてきた層にも手が届けられる(形式上は)福祉だとかと思っていて、何が言いたいかというと、障害者とか発達障害とか精神障害とかみたいに取りこぼされてきた(健常者の人数からすれば)少数派が生きていられるのは、そうした福祉とかがやっぱりあるからだってこと。自助努力でやれとか狂気の沙汰だよ。
翻って、世間の富が失われる時、真っ先に消えてなくなるのは(あっても効果がなくなるのは)福祉だと思ってる。
生きていくのが精いっぱいの時、じゃあ君はその一見不平等にも見えるそれに我慢できるの?ってこと。
モデルケースはすでに出ている。その一つが生活保護だ。ほら、不満に満ち満ちてるでしょ。
海外はこんなに素晴らしい!本当に?だったら国外逃亡した方がいいよ。
世の中理不尽と我がままでいっぱいなんだ。そのうち、少数派まで手が回らない時が来るよ。