私たちが日常を過ごす際、こういう時はこうする、というパターンを学び、それを継続して使う。
新しい状況に出くわしたとき、質問を投げることで自らが取るべき行動を知る、というパターンも持っているので、
未知の状況に対してもある程度対応できるようになっている。
しかしながら社会では必ずしも対応できる状況だけ発生するとは限らない。
説明が不十分な場合、悪意がある場合、能力が足りない場合、自分自身に余裕がない場合。
そのような場合、自分の持っている社交性の高い行動パターンでは対処できない状況になっていく。
追い詰められると暴れるとか、信じられない行動に出るといった状況になるのは、
有効な社交性の高い行動パターンが無く、緊急避難的に何らかの行動が必要であると本人が判断した結果である。
追い詰めなければよい。社交性の高い行動パターンが無いのであれば与えればよい。
できるものなら。