「え?増田さんって、よく見ると、やっぱかわいいなーって、ね」
「…っ!なっ、なによ!!」
「え、冗談だしー、なに赤くなってんだよ」
「///」
「うっさいなー!」
「ふふ、増田ちゃんさあ、なんか、いつもおれのことみてんよねー、なんで?なんか目が会うんだけど?」
「はぁ?そっちがジロジロみてんでしょー!!」
「そっかな?俺の顔見るとき、前髪無意識にさわってんでしょ?あれって、気がある分かりやすいサインらしいね」
「はあ?さわってねーし。この勘違い野郎!」
「とか言いながら、いま前髪さわってんし」
「知ってる?髪触るのって、異性にあたま撫でたりして触ってほしいのに、してもらえないから自分でついやっちゃうのが出てるやつなんだって」
「はぁ?」
ぽんぽん、なでなで
「…や、いや!なにかってにさわってんだし!」
「いや、欲求みたそーかと」
「とか言いながら、手をどかそうとしないよね」
「うう…」
「やじゃないんだよね?ほんとは、」
じろっ…
「…っと、なでてぇ」
「やさしくしてえ!」
「よし、よし。いい子だね」
って会話を猫撫でながら妄想する週末