きっと何者にもなれないお前たちに告げる
と言う某アニメが流行った時に、そのセリフが自分のことを言っているようでドキッとした。
以来、自分は何者にもなれないのではないかと思うと眠れない日がある。
昔から特別得意なことがない。頭が良いわけでもスポーツができるわけでもない。どちらも相応の努力をしてこなかったから当たり前だが。
大人になってからはじめた趣味の同人活動はいくら努力をしても、努力の仕方が的外れなのか話題にも上がらないような小規模サークル。あくまでも趣味だからいいのかもしれないが、これもきっと誰の記憶にも残らず、自分は何者にもなれないのだろう。
この先なにかをして認められる日は来るのだろうか。求められる日は来るのだろうか。自分は誰の記憶にも残らないのではないかと想像するだけで怖くて仕方ない。
なにをすればこの気持ちが満たされるのか、他の人は怖くて怖くて仕方ないことがあるのか知りたいが聞いたことがない。
こんなネガティヴな話を聞かせたくないし、そう思っているなんて知られたくない。
もうほとんどの分野では努力して日本でトップになれても白人様や中国に歯が立たない世界になってしまった
あの某アニメは最終的には「誰の記憶にも残ってなくても、あなたは何者かであったのだ」っていうのがメッセージだったと思う。 主人公兄弟は最終回で世界から消え去り誰からも忘れ...