同性婚に代表されるように、法的にマイノリティの権利を認めることが議論されるようになった。この権利を認めようというのは、多様性という価値観からだと私は理解している。
マイノリティに対する政策には、社会的弱者の保護という言葉が伴うように思う。だがこれはあくまで法や行政的な結果を語る言葉である。
残念なのは、この面から税を投入する意味を考えても、結果であるから保護に至る価値が見えないのである。
この根底にある価値は多様性である。マイノリティを含め、色んな人がいる社会に価値がある。それを肯定しよう、そういう価値観である。
何をどの物差しで見るか。損得や効率は何にでも当てはめられる。だが必ずしも一番の価値観ではない。
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