PTAの役員やらされていたとき、会長だか副会長のおっさんの口臭がすごかった。
なにがすごいってこれまでに嗅いだことのないシロモノで臭いといえばそうなのだけどそれに「恐怖」を感じるような臭いだったのだ。
それなのに平気な顔して他の人と談笑したりしてておれだけが臭うのかなと思うくらいだけど、たまにババアがさりげなく口元を避けるしぐさをしてるのをみてはいた。
おっさん自体、別のところでも薄いつながりがあるんで、会うたびに会釈はする程度の関係性ではあるんだけど、おっさんおれが役員を終わってすぐくらいからこっちが会釈しても無視するようになった。
そういう人は多いので「口臭ジジイが偉そうに」くらいに思っていた。
そしてパタリとみなくなって1ヶ月後くらいに訃報。
そしてふと思う。あの口臭は死臭だったんだと。