はじめは楽しめていた物事でも、自分から湧き出る煩悩や他人からぶつけられる欲望に揉まれるうちに色あせていってしまう。例外はない。
”書きたい” ”つぶやきたい”
最初こそ、こうした素直な欲求が原動力となり自分を突き動かすものだ。けれどその欲求が強ければ強いほど、より強い承認欲求がもとの純粋な思いを呑み込む。
”PVがほしい””読者が少ない””フォロワーが全然増えない”
自分はもっと認められていいはずだ、なんで。
この思いのもとに、”〜したい”という思いは承認欲求へと変わる。
目的は手段へと変わる。
欲望は通過点となる。
すべては承認のために。
”書かねばならぬ””呟かねばならぬ””全ては自分のためなんだ”
すべてが"ねばならぬ”に収束する、自分は狂った歯車となる。
Permalink | 記事への反応(0) | 23:34
ツイートシェア