2017-02-18

曲がらない強さ

曲がらないことはいことなのだろうか?

最近、「自分自身を生きること」というような記事をよく見かける。

その中には必ず、「他人意志ではなく自分意志を貫くこと」というようなことが書いてある。

漫画では、主人公はどんなにひねくれていても、最終的には自分意志を曲げないようなタイプが多い。

確かに、

自分を曲げない、自分はこうするんだ!」

なんて、とんでもなく格好良い。

圧倒的主人公感?

とにかくスカッとする。

うん、羨ましい。


でも、それって本当にいいことなのだろうか?

私は曲がって生きてきた。

とにかく曲がって生きてきた。

なんせ周りに曲がらないタイプがとんでもなく多かった。

相手がこう言っている。

ふむふむ、じゃあ、私はこうやって生きていくから邪魔しないでね。

なんて思って生きてきた。

しかし、それは間違いで、世間的には意見を曲げない人の方がいいらしい。

しかも、その選択は「他人意志」というものになるらしい。

じゃあ、どうしたらいいんだろうか?

みんな意見を曲げなければ、当然衝突する。

それは面倒くさくないのだろうか?

ずっと衝突しっぱなしでは疲れないのだろうか?


本当に「曲がらない強さ」って必要なのだろうか?


はいえ、きっと曲がって生きているうちはモブキャラしかなくて、「曲がらない強さ」を持った人達主人公になりつづけるのだろうな。

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