すごい元気なカメムシです。
照明に当たるたびにぶちっ、ぶちっ、と音がします。
けっこう嫌な音です。
だいたいぼくはカメムシの羽音がすでに苦手なのです。
「ぶ~~~んぶちっ」「ぶ~~~んぶちっ」のループです。
ほら、すごいプレッシャーでしょう。
たまに着陸に成功するんですけど、ちょっと照明カバーの表面をうろちょろしたら、またすぐに離陸しやがります。
何がしたいんでしょうか彼は。
明かりを求めてたんじゃなかったんですか。
なんですぐに離れちゃうんですか。
球面な照明カバーの果てしない旅を一生続けていればいいじゃないですか。
彼を見ていると穴を掘っては埋めるを繰り返す囚人を連想してしまいます。
ひょっとすると彼は前世では罪人だったのかもしれません。
おそらく彼はカメムシに生まれ変わって死ぬまで照明の周りを飛び続ける刑を課されたのです。
なにそれ嫌すぎです。
まあそれは置いといてやつらは刺激しなければ臭いとか出してこないのでそれはよいのですが、飛ぶのはとにかく駄目です。
でも発布したところでたぶん誰も聞いてくれないのでやっぱりいいです。
地を這えカメムシ。
いえそれだと踏んづけちゃいそうでこわいので壁か天井を這ってください。
お願いします。
カメムシはガムテープにくっつけて処分するのがいいらしい 丁度今日家の前にいたので試してみたが、くっつけても悪臭は出さなかった まだ一度しかやってないから確実とは言えないが...