2016-08-23

オタクの一生

誕生何でも新鮮で面白く感じるボーナスタイム。この頃に最もハマった作品を生涯崇めることになる。
成長期次第に手を広げ、さまざまな作品を見るようになる。作品を体系的に把握し、自分の好みを確認していく。
反抗期より過激ものを求め、嗜好が先鋭化しはじめる。マイナー作品を持ち上げ、メジャーを叩くようになる。
成熟多様な視点を身に付け、たいていの作品の良いところを見つけられる。感覚よりも理性で面白さを味わう。
爛熟期感性が鈍くなり、新しい作品を古い枠に嵌めるような理解をしがちになる。思い出話が多くなる。
老害もはや感性が摩滅し、知識偏見へと変わる。時代の変化についていけず、「昔は良かった」「今はダメだ」を繰り返す。

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