古典文学はもちろん、歴史書や科学書、聖書にいたるまで挿絵はついていたし、中世になって印刷革命が起こるとその傾向はさらに加速した。
日本においても、王朝文学や軍記物には絵巻があったし、江戸時代の読本にも浮世絵師がイラストを添えていた。明治以降の読本も同じく。
現代では、新聞や雑誌の連載小説にはたいてい挿絵が付いているし、また言うまでもなくライトノベルが勢力を拡大してきている。
こうしてみると挿絵をまったく入れないほうが例外的に感じるほどで、「なぜライトノベルには挿絵が入るのか」よりも「なぜ(純)文学には挿絵が入らないのか」を考えたほうが良いのではないかと思えてくる。
なんで?
クソ雑魚ナメクジ
ヒント:純文学の市場規模から見て、挿絵はかなりのコスト