課長「無理でもやれ」
社員「無理は無理です」
「ふーん。じゃ、やりますけどね。どうせなら、もっといい方法がありますよ」
「何だ?」
「4人分の仕事を3人でやれるなら、3人分の仕事を2人でやれるはずです」
「それもそうだな」と課長は膝を打った。
「だから、4人分の仕事を3人でやって、それをさらに2人でやれば、4人分の仕事を2人でやれます。あと1人、従業員を減らせます」
「なるほど、名案だな!」と課長は膝を打った。
「何だ?」
「さらに従業員を1人減らします。そうすれば、2人でなく1人で仕事が済みます」
「なるほど、名案だな!」と課長は膝を打った。
「何だ?」
「さらに従業員を1人減らします。そうすれば、1人でなく0人で仕事が済みます」
「なるほど、名案だな!」と課長は膝を打った。
「では、0人で済むので、明日は仕事を休ませてもらいます。私はいなくても大丈夫」
「0人で済むんだから、誰もやらなくても、自動的に仕事は済むんですよ。問題ないでしょう?」
「それもそうだな」と課長は頷いたが、ふと疑いの目を向けた。「おまえ、おれをおちょくっているのか?」
「おちょくっているのは、私じゃなくて、課長でしょう。4人分の仕事を3人でやれるなんていうふうに、おちょくったのは、私じゃありません。課長です。あとは課長にお任せします」
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課長「ちょっと待て。本当に0人で仕事が済むのか? 証明しろ」
社員「課長なんかいなくたって、この課は仕事が回るんです。嘘だと思うのなら、課長、休んでみればいかがですか? 見事に証明できますよ」