二十代後半、いや三十近い頃、明日は目覚めるんだろうかといつも思っていた。
眠っている間に、苦しまずに死ねたならそれはそれでいいかな、なんて思った。
或る日抗生物質を飲んで暫くしたら、胸が苦しくなってきた。
手の指が何故か痛くて、見てみると紫色に鬱血してる。
胸が苦しい、いやよくよく考えると心臓が苦しい。
足の指まで痛くなってきている、見ると紫色に鬱血してる。
苦しい、呼吸するのも苦しい、ほんとに苦しい。
救急車を呼ぶべきなのか、消防署は歩いて3分くらいなんだから歩くべきか?
いや、心臓が苦しいって言いながら歩いて行くのも変だな...
悶え苦しみながら2、3時間経っただろうか、少し楽になって、
死ぬ時ってこんなことになるんだろうか、もっともっと苦しむんだろうか...
そんなことを冷静に考えてた。
手足が鬱血したのはチアノーゼ反応?とかいうらしい。
えっ?それって死にかけてたのか?
同情してもらいたくてこういうの書くんだろうけど、死ぬ死ぬ詐欺って結構世間の目は冷たいんですよ
すいません、誤解を与えてしまいました。 同情して欲しいとは思いません。 本当の意味で自分がいつ死ぬのか、なぜ死ぬのかを知ることができたらいーなーと思っただけです。 でも現...