2015-11-30

お父さんみたいな人と結婚して、お母さんみたいになりたい

と思ってた。

大きくなったら。

大人になったら。

それで子どもも何人か生まれて、こんな風にどっか出かけたりするんだろうな〜って思ってた。

私たち兄弟が小さい頃、毎年親がやってくれたように、クリスマスにはリビングを風船の海みたいにしてあげたいな〜とか思ってた。

お母さんが結婚した歳になっても私は結婚の気配なんて何もなかったし

お母さんが私を産んだ歳になった時は彼氏の気配すらなかった。

いろいろあってこの数年ものすごく母親のことを憎むことになってしまったんだけど

反面すごく愛してるんだろうなって自覚もあって、つまり憎みたくて憎んでいるわけじゃないってことなのだ、やっとそこまでわかってきた。

今年も終わりが見えてきてちょっとずつこの1年を振り返っているのだけど

来年は1年かけて、母親のことを許せるようになりたいなと最近思った。

自分の中にいる母親を許せない自分と、もう少し腹を割って話し合うというか

心穏やかに日々を暮らしていけるようになりたいのだ。なるべくみんなで。

後はなんというか、100年後にはみんな自然に還っているんだしね。

意外と短いなと。

親の時間自分時間も。


試される大地ならぬ、試される母娘なのだ

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