地下鉄で優先席3人がけの中央が空いてた
目を向けると、端の席に座っていた女性とちょっと目があった
彼女は私に気づき、座り直してスカートの裾をたたみ直した
女性が隣の席に人が来る時の、よくあるふるまいだ
私はその優先席の空いた中央席に座った
座って一息つく
ふと、隣の席の女性が話している
ずっと話している
まるで電話で誰かと話すかのように
けど地下鉄だ
独り言にしては抑揚がありはっきりしている
隣りにいるのは私だが、私に話しかけているはずもない
はじめに目があった時の、ごく普通の常識的なふるまい
に対しての今のよく分からない状況
なにか得体のしれない恐怖を感じた
怖くなって、大勢が乗り降りするターミナル駅で席を移った
電車でちょっと変わった人を見ることは都会だとたまにある
以前遭遇して怖かったのは、ひたすら頭を後ろの窓に打ち付けていた男性
あの時もかなり怖かった
けど、ストレスたまってるんだな・それでちょっとアレな感じに、などと理由を想像でつけられた
今回は理由をつけられなかった、それが怖かった
Permalink | 記事への反応(3) | 23:24
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SMBCサプライズ異縁:バッグ特段アンダーセンコンサルティングデータ依頼安倍篤
寝ぼけて窓に打ってる人もいるから悪意に怯えすぎじゃね
耳に装着するタイプのヘッドセットをして電話とかしてると、 一見して独り言つぶやいてる変人にみえることもある。