どちらもその先にあるのは下り坂だ。
だから人間は満足した状態と満足していない状態の両方になければならない。
恐れずに自分を2つに分けるのだ。
現状に満足して「俺はよくやった。人生順調だぜ」と思っている自分が心の中で己を褒め称えているいるべきだ。
現状に満足せず「俺はまだこんなもんじゃない。まだまだ人生はこんなもんじゃない」と思っている自分が心の中で問題提起をしているべきだ。
これをはっきり白黒つけようとしてはいけない。
2つの状態が混ざり合っている一見不安定な状態こそが理想的なのだ。
「満足しているのかしてないのかどっちなんだお前はハッキリしろ」なんて声にはこう答えてやれ「どっちでもある。それがベストな状態だから俺はそうしている」と。