実際、替えの効かない命なんてほとんどないんじゃないかと思う
親族だったらそりゃあ確かにもう同じ人間が生まれて来ることもないし
同じ役割を担う人間はいないわけだから替えはきかないと言うのもわかるけど
友逹なんて同じぐらいに親しい人って普通いくらでもいるもんでしょ
たとえある人が死んだとしても別にその分他の人と付き合っていけば十分だろうし
新しい人と付き合いを始める可能性だっていくらでもある
そうしてる内に死んだ人って別に居なくても問題なくなっていくよね
会社だってそういうものでしょ。同等の能力のある人が入ってくれば
それで問題なく回るのが当たり前だし、その人が死んでつらいというのは
別にその人でなくても、いいと思うんだよね
ジサツしたい人にあなたの代わりはいないというのはよく見かけるけど
本当に替りがきかないっていうのは一部のずば抜けた天才とか、
そういう優れた人々だけであってほかの人間なんて
べつにいくらでも代わりはいると思うんだけどな
有名な「私が死んでも代わりはいるもの」って、大抵の人がそうじゃないの
自分も勿論そういう代わりはいくらでもいるうちの人間のひとりだし、
生きて欲しいもワガママじゃないんですかね
正しくは個人として代わりが居ない人間は居るが、社会として代わりの居ない人間は居ない