今34
あと10若かったらきっと耐えられない。
まるで弱者救済民主主義を一貫し、当たらない日陰に光を当ててきたような手探りの10年(世間の)。
優しさ、思いやり、道徳、マナー…10年、いや20年前と比べればもう格段に認識が広がっている。優しい国になったと思う。
もし10年遅く生まれたらそんな優しさの固まりのなかでは自分は生きていけない。24才の自分にそんな優しさや思いやりは作れない。
部活でケツを叩かれ会社で杭を打たれなければ、今社会にはいない。
優しさが、思いやりが守ってくれたら部活など即辞めてたし仕事など「ここはブラックだ!」と頭ごなしに決めて辞めていたと思う。
自分は怠慢だしめんどくさがりだし甘えん坊だし可哀想がられたがりだ。だからまわりがけしかけて怒って叱ってくれてようやくなんとか社会人「っぽい」ことになれた。放っておいたらたぶん、病気になっていた。考え込む時間がなくて救われた。
自分より10若くて同じように働いている人はとんでもなく精神的にタフで素晴らしい人が多い。うっかり紛れ込んだ俺みたいなバグも見るけど。
ネットやメディアで可視化されていないだけで 10年後に生まれても地獄の中を生きた人間はいるよ