2015-03-06

同棲を始めた結果

SNSで知り合った人と、知り合ってから2ヶ月して初めて実際に会った。

なぜか焼肉をご馳走になった。

初めて実際に会ってからそれほどしないうちに、お互い恋に落ちていた。

毎日夜遅くまで離れられずにいた。

初めて実際に会ってから3ヶ月、同棲を始めた。

帰る家ができた。

そしていつの間にか、同棲を始めて2年半経っていた。

同棲した結果、会ってすぐの頃のあのときめきはどこかに行ってしまった。

お互いが同じ場所にいるのが当たり前になってしまって、それはもう、ときめいたりするような事ではないのだ。

あくまで、日常の一ピース

でもそれってきっと、すごく素敵な事だ。

好きな人が、日常の不可欠な要素になっているということ。

毎日好きな人の寝顔を眺めながら眠りに就くこと。好きな人に起こされるということ。

親との折り合いが悪かった私は、高校生の頃は毎日家に帰るのが苦痛しょうがなかった。

帰れば親と顔を合わせなければならない。また嫌味を言われる。あんな家、燃えしまえばいいのに。

まるで孤児のように街を彷徨って、なるべく家に寄り付かないようにした。

それが今ではどうだろう。

私には帰る場所が、帰る家がある。

あたたかく迎えてくれる人がいる。

それってすごく、涙が出るほど、幸せなことだ。幸せすぎて不安になるほど。

書いてるうちに照れくさくなってきたのでこの辺で。

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