この記事によると、この先5年10年後には二十代前半の若者が貴重な存在になりおいしい思いをするのだそうだ。
そうと分かれば我々現三十路世代もただ指をくわえて眺めているわけにはいかない。その時が来るまでにしっかりと準備をしておかなくてはならないのである。
若者達が、我々が味わえなかったような美味しい思いをするまさにその時、的確に効率よくその対価を社会に還元できるように、
“年下、後輩が年上に自由に奢ってよい社会”を目指すべきである。
年上が年下におごられただけで目を細められるようなくだらない風習を払拭し、年下の“奢る自由”を基本的人権に付随するれっきとした権利として保護しより住みよい社会を目指さなくてはならないのである。
若者が古い偏見を捨て、年長者に遠慮することなく伸び伸びと自由に奢ることができる社会作りを進めていかなくてはならない。
一方で我々現三十路組も、“カッコ良く奢られるスキル”を研究し磨かなければならない。私はとうの昔に修得済みだが、世間一般の年長者はまだまだ年下に奢られ慣れていない未熟な年長者も多いのではないか。若者達が気持ち良く奢るためには我々年長者の嗜みも必要不可欠なのである。