2014-07-29

学級委員長再び

下請けが基本の小さい会社に勤めてる自分は、お客さんとこに常駐してるんだけど

最近キリキリ働かなくてはならなくなってきた。

理由は自分の先輩がかなり抜けて別の場所に移動してしまたから。

そうなるといよいよ自分がお客さんと対峙することになるんだけど、

気を抜くと常駐費用がさっ引かれてたりするので、なんかピリピリしてきた。

それまではのんびり構えてたのに、相手に強く主張する事も出てきた。

それでなんとなく、中学校学級委員長を思い出す。

昔、自分学級委員長をしていた。

選ばれたことに喜んだ。他者ルールを守るように強制した。

でもそれは周りのためじゃなく、独善的な満足感のためだった。

正しいことをしたい、と思ったことは間違いじゃないと思うけど、

それで自分の支配欲を満たそうとするのは、間違ってた。

しばらくすると疎ましがられているのに気がついた。

そして、学級委員長なんて、単純に面倒な仕事を押しつけられているだけだということにも気がついた。

次の年から自分がどう思われているのかに怯えて、周りと全然しゃべれなくなった。

そして、もう二度と、あんなことはすまいと思ったのだ。

それから他者に対しては、優しく、物腰柔らかく、相手の意見を考えて、を心掛けてきたつもりだったけれど、

ここにきて、自分意見を主張する度に、かつての学級委員長が頭をよぎるようになった。

自分意見を言うことは仕事であって、わがままじゃない。

でも今ここで自分の言うことに相手を従わせたいのは果てして自己満足じゃないと言えるんだろうか?

うまく切り分けられなくて悶々とする。

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