2か月前の4月、まだ新しいクラスメイトの名前も覚えていないような頃、専門コースのクラスで飲み会が開かれることになった。
ありがたいことに私にもお誘いのお声かけがあり、ぜひ参加しようと息巻いていたのだが1つ問題があった。
その日は他界した叔父の1周忌にあたり参加することができないのだ。
しかしどうしても参加したい。いやしなければならない気がした。
その飲み会は新クラス最初の集まりであり、いわば非公認であるが年間行事的な意味合いがあるように感じたからだ。
もちろん参加しなければ、その分周りの対応がそっけなくなるのは目に見えていた。
そういう事情があり、私はその翌週の開催を幹事役の男A君に提案した。
それなら私を含めみんなが揃って参加できるからだ。
「翌週は天気が悪そうだからやめよう。」
?
頭の悪い私は固まってしまった。
これはイジメか。
お前ひとりの都合で日程変えられるわけないだろ馬鹿じゃないの、をマイルドに表現するとそうなるんだよ。
まぁ、A君の言い訳もなんていうかやっつけだなーと思うけど 自分の都合で「お誘いがかかった」行事の予定変えようとしたらそらアカンでしょ。 誰かが提案してくれるんならともかく...