2014-03-12

http://anond.hatelabo.jp/20140312144515

うそう、例のインタビューで変だなと思ったのは「受け手側の取捨選択」と「作り手側の感性の幅」をゴッチャにして語ってるところなんだよね。

そりゃ「売れるもの受け手が好むもの」は多様化しにくくて当たり前。「今まで見たこともないような斬新で面白いものが見たい」と思って発掘に挑む層はいつも少数派。大低の人は「すでに多数が面白い価値を認めた傑作・名作が見たい」と思ってる。それがいいとか悪いとかじゃなく、消費者の傾向はそうなってるというだけ。

クリエイターに多様さがあるかどうか知りたいなら受け手の選択である人気とかランキングは除外して考えないと。

このインダビューの人が混同してるのは他にもあって、例えばラピュタ2のくだり。

人気作の続編や類似作品ばかりになるのは制作会社資金繰りとかマーケティング杜撰さとかが原因であって、作り手が心の底からラピュタ2作りたがってるとは言えないだろうと。ヒット作の続編じゃないと企画が通らないとかそういう問題。続編を望むファンと同じくらい嫌がるファンもいそうだし、もはや受け手の問題ですらない。

ウェブが発達してからコンテンツ多様性は増してると思ってるよ。いろんなものが見られるっていいことだよね。

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