結局これは、男はじじいになると価値がなくなるが、女は年を取っても社会にとって存在価値があると思しき生物学的事実に、恐れおののいている人たちが、必死にあげている悲鳴なんだろうな、と。
(寿命の長さ男女格差問題、そもそも生物にとってメスが本体であり、オスは生殖の道具として発明されたものにすぎない問題、蟻などもそうだが社会性が高くなると、メスは生殖以外に存在価値を持つようになる(閉経というシステムが備えられている)が、オスにはそれがない上、精子はそのシステム上経年劣化してしまう、等々)
そうでないと聞いてもらえないから。まず聞いてもらうことが大事だから。
でもそれゆえ女性に対する無差別攻撃の様な形になってしまい、結果問題の内容に耳を傾けてもらえなくなり、悲鳴の内容が解消される日は来ない。
おぼれる者が、どこが水面かわからず、水底へ向かって泳いでしまうこの手の問題は、局所最適による失敗の一種なのかな、と思う。
人間は上手く出来ていない。