私の両親は私が生まれてすぐ離婚し、父親とはそれ以来音信不通だった。
私が物心つく前に母親が再婚して、再婚相手に私は育ててもらった。
中学生の時その一連の事を知ったけれど、特に何かを思うわけでもなく、グレたりもしなかった。
結婚する時自分の戸籍を取り寄せて、その時初めて実の父親の名前とまだ生きてる事を知った。
でもやっぱり特に何も思わなかった。
それから数年経った頃、役所から実の父親が生活保護の申請をしているので扶養するように、という手紙が送られてきた。
法律では扶養義務があるので、と恐ろしく一方的な内容だった。
その時実の父親に対してものすごい怒りを覚えた。
役所がやった事であって父親は何も知らないとは思う。
でもとりあえずふざけんな、と思った。
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