綾瀬はるかが出ているっていうことで見始めて、誰が主人公だ、山本覚馬か、とか、会津藩の話ばっかじゃんとか、
明治になったら話に展開がいきなり速くなるし、結局何がテーマなんだこのドラマって感じで、最後は惰性で見ていたんだけど、
それはともかく、一つ感じたことがある。
徳富蘇峰が出てくるんだけど、こいつが新聞や雑誌でやたらと戦争を煽るんだな。
国威発揚ってことなんだろうけど、とにかく戦争万歳で、八重にたしなめられる。
こいつを見ていて思ったんだが、
第二次大戦のときも、マスコミにはこういう積極的に戦争を支持する奴がいたんだろうな。
言論統制だの検閲だのがあったからといってメディアが被害者面することもあるが、
加害者っていう側面もありそう。
民間人もそうだろうな。軍や政府にだまされた人もいるだろうが、
少なくともジャーナリズムには冷静にいてほしい。