と声高に叫んでいた人たちは、震災以前に構想された「風立ちぬ」が、震災以降の感覚で受容されているのを、どう思っているんだろう。
宮崎駿が、震災や原発の問題にコミットしているのを、どう感じているんだろう。
「ピングドラム」や「進撃の巨人」が、震災と絡めて語られるのを、どう考えたのだろう。
震災から二年以上が経ってようやく、震災後に構想された作品が生まれつつあるのを、どう見ているのだろうか。
富野由悠季が、新作のガンダムに震災や原発の問題意識が盛り込むと言ったのを、どう聞いたのだろうか。
「あの意見は明らかな間違いだった」と言い切った人が、同じ口で「ガッチャマンクラウズ」を絶賛しているのは何故だろうか。
すべてはメインストリームになりえぬ辺境での出来事だと言うのだろうか。
「ガッチャマンクラウズ」、面白いです。