2013-07-30

最近の若者は~だ」について

過去のもの現在のものを、記憶なんて曖昧ものをもとにして、正しく比較することができるのか。

例えば、自分子供のころ食べていた味噌汁と、最近食べている味噌汁のどちらの方がおいいか、判断することができるか。

実際は昔食べていた味噌汁の方がまずくても、過去に一度だけ、ものすごくおいしい味噌汁を食べた経験があって、その印象が強ければ、「最近味噌汁は昔食べていたものに比べえておいしくない」と思ってしまう可能性は高い。記憶は非常に曖昧ものだ。

それと、昔に比べて最近食べている味噌汁おいしくないと思ったとしても、「最近日本味噌汁おいしくない」と主張するのは飛躍しすぎだ。サンプル数が少なすぎる。

また、もし本当に味噌汁がまずかったとして、批判すべきは味噌汁ではなく味噌汁を作った人だろう。「昔に比べて最近味噌汁おいしくない」といいつつ、昔食べた味噌汁母親が作ったもので、最近食べている味噌汁自分自分が選んだ人が作ったものだったりしたら笑えない。

まあ、この例えはあんまり適切じゃないか

  • いいんです。 基本的に人を叩く記事が喜ばれるから少しでもたたけそうな所を探そうとすると、 「最近の若者は~だ」というのが簡単なんです。 「若者」よりもそれを読んで共感する...

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