2013-06-16

障害者の世話は大変だ、障害者の世話は大変だ、障害者の世話は大変だ。

ある人が話してくれた。「15歳の時、自分に障害があると告知された。」

以来ずっとこの人は悩み続けている。自分はいはいけない人間なのだと。

どのように考えても自分社会迷惑であり、死ぬべきであるという結論に達する。

にも関わらず、生を思い切れない自分がいる。自分にも何か生きていてもいい理由があるのではないか。何か。

この煩悶と自裁することもできない自分のふがいなさと周囲への申し訳なさと。

彼は今、対人コミュニケーションほとんど取れなくなっている。接し方が分からないので無理をする。その都度奇異に思われ、結果、疎外されている。

学習面でも遅れが大きい。周囲とのつながりを避け、教室でも空気であり続け、放置され続けた一つの結果だろう。

確かに彼の世話は大変だ。社会復帰させられるのかも見通しが立たない。でもそれは、彼の障害が原因なのだろうか。

 

追記

とは言え、自分も要介護になったなら安楽死でもさせてくれないかと思ってしまう。家族迷惑をかけるぐらいなら。

ただ、子が障害を持っていたらさっさと殺すべきだという話を見て、彼の顔を思い出した。そこには自分の顔も二重写しになっているけれど。

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