2013-05-21

障害者から見えない風景を見える健常者がほれ見てみろと諭す件について

乙武ツイート銀座の店に行き、店主に取材しました」

http://kasakoblog.exblog.jp/20523301/

この記事なんかもそうなんだけど、

店へたどりつく構造無理ゲーから障害者は入れないよって理屈になっている。

その理屈は健常者側から見た風景しかないよなーって思った。

現地を見て判断することは大切だけどさ、

そもそも、そういう現地の写真を簡単に撮る行為

状況を認識する材料を得る手段が車いすの人には限りがあるんだよね。

先回りして現場を察するという行為は健常な同行者がいて成り立つんだと思う。

から現場を知っている健常者側から

「ここはおまえには無理」って投げかけるのは

親切心から言っているのかもしれんが、

それ、この店だけではなくて車いすの人たちは、

あらゆる場所で言われ続けてきたんですよね。

となると、いろんな場所へ行きたい、という人が持つ自然な欲求に対しては

とりあえず主張をして行かないと

どんどん行く場所が減っていくんじゃないかと思った。

たまたま今回の店が超無理ゲー場所

消防法かいろいろOKなんすかねここ?)ってだけで、

どんどん主張していかないと、行ける場所がなくなっていくんじゃないかな。

どんな無理かと思われる場所でも、それを規定するのが健常者側だというのは

屈辱なんじゃないかなと。

今回、氏の発言をすべて寛容できるわけではないが、

屈辱、という箇所については突き刺さるように分かった。

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